PCCSとは、日本色研配色体系のこと。色を表す仕組みに一種だ。もちろん、色の三属性「色相」「明度」「彩度」によって色を表すことができるんだが、「明度」と「彩度」を合わせた「トーン(色調)」という概念も持っている。つまり「色相」と「トーン(明度+彩度)」の2種類で色を表すこともできる。「色相」は色み(赤とか青とか)のことだから分かりやすい。そこで「トーン(明度+彩度)」についてイメージをつかんでいこう!!

まずは色相を赤に固定してみよう。下の図を見るんだ。上に行くほど明度が高い、つまり明るい色。右にいくほど彩度が高い、つまり鮮やかな色。こうやって「明度」を縦軸、「彩度」を横軸に取って、12種類の領域=「トーン」に分けているイメージ。これが「トーン」のイメージ図だ。

    ⑤   
          ③   
    ⑥   
          ②    ①   
    ⑦   
          ④   
    ⑧   

①は鮮やかな赤だ。⑤は明るいけど、①のような鮮やかさはない。⑫なんてほとんど黒に見える。実は①~⑫の「トーン」には名前がある。以下にトーン名(略記号)イメージを載せているからチェックしてみよう。

①ビビッド(v)さえた、鮮やかな、派手な
②ストロング(s)強い、くどい、情熱的な
③ブライト(b)明るい、陽気な、華やかな
④ディープ(dp)深い、濃い、和風の
⑤ライト(lt+)浅い、澄んだ、子供っぽい
⑥ソフト(sf)柔らかな、穏やか、ぼんやり

    ⑤   
          ③   
    ⑥   
          ②    ①   
    ⑦   
          ④   
    ⑧   

⑦ダル(d)鈍い、くすんだ、中間色的
⑧ダーク(dk)暗い、大人っぽい、円熟
⑨ペール(p+)薄い、軽い、弱い、淡い
⑩ライトグレイッシュ(ltg)明るい灰みの
⑪グレイッシュ(g)灰みの、濁った
⑫ダークグレイッシュ(dkg)暗い灰みの

これ・・・全部覚えるんだ!!今度は文字色で表してみたから、以下の図もよく見てくれ。

ペール    ⑤ライト
         ③ブライト
ライトグレイッシュソフト
         ②ストロング ①ビビッド
グレイッシュ  ⑦ダル
         ④ディープ
ダークグレイッシュダーク

最後に略記号だ。ちなみに、すべて「2」が付いているけど、とりあえず「2」は赤のことだと覚えておこう。いいかい?とりあえず赤は2番だ!!

p2+  ⑤lt2+
          ③b2
ltg2  ⑥sf2
          ②s2  ①v2
g2   ⑦d2
          ④dp2
dkg2  ⑧dk2

①ビビッド②ストロング③ブライト
④ディープ⑤ライト⑥ソフト⑦ダル
⑧ダーク⑨ペール⑩ライトグレイッシュ
⑪グレイッシュ⑫ダークグレイッシュ

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